私のFIRE実現(早期退職)時の事前シミュレーションと作業実施内容まとめ

私は、2021年10月に早期リタイアし、株式配当など投資で生活を行うFIREを実現しました。

早期リタイアを実施するにあたり、実施可能かシミュレーションを行い、その後実行に移しますが、その過程を時系列にまとめます。

まず、FIREシミュレーションフェーズです。

FIRE実現にあたり、大きく3つの障壁があると思います。①お金の問題。②家族への説明。③世間体。

無給になり、生活が成立するか。年金受給までお金が持つか、年金受給後も早期リタイアにより減る厚生年金で生活できるか。お金的にはデメリットしか無いFIREに対して妻が承諾するか。また、近所に対しての説明は?

その3つの障壁の内最大の壁であるお金の問題に関して踏み切れた理由は以下になります。




もう少しお金の問題をかみ砕いて考え、収入【給与、金融資産、公的年金額、個人年金額、配当・家賃収入】、と支出【借金(家・車ローン等)、生活費、教育費、突発費(自宅購入費・車購入費・戸建等建替え・修繕費等・医療費)、介護費(老人ホーム入居等)】を比較しました。

余談ですが、コロナ禍に大勝負をかけたのもFIRE早期実現に貢献しました。

 

ここから、FIRE実行フェーズになります。

●退職6か月前

・妻への説明を行いました。





●退職3か月半前

・会社(上司)に報告しました。

●退職1か月前

・退職願いを提出しました。

・引き継ぎ資料を作成しました。





●退職2週間前

・会社の物理的な整理を開始しました。

・クレジットカードを整理しました。

・財形を解約しました。

・健康保険の任意継続の申請を行いました。

●退職当日





●退職後2週間程度

・クレジットカード、証券会社の職業欄を変更しました(銀行は必要なし)。

・国民年金への切替を行いました。

・健康保険の支払いを行いました。

・企業型DC(企業型確定拠出年金)の移管を行いました。





以上になりますが、私の経験からFIREを実現するためには、厚生年金加入企業である程度は働き、年金はしっかり積み立てる(厚生年金でなくても、自営業で給与が圧倒的な金額であれば、その限りではありません)。
そして、リスクを取り、投資のキャピタルゲイン(値上がり益)で金融資産を増やす。加えて投資の配当や、不動産家賃の定期収入を確保する。というのがリスク低減になり、早期リタイア実現に近づくと思います。

また、クレジットカードに関しては、無職後も三井住友カード(OLIVE)、メルカードと新しく作成できています。現在保有しているクレジットカードもいくつか更新され新たに発行されましたが、限度額はいずれも減額されていません。(限度額150万円のカードもそのまま変更されていません。)

タイトルとURLをコピーしました