早期リタイアするにあたり、先日、「早期リタイアを行うにあたり3つの壁」でも書きましたが、お金の問題の解決なしでは実行に移せません。
お金の面で私が早期リタイアに踏み切れた理由は、想定支出が少なく、収入低減リスクが少ない要因が大きいです。
想定支出が少ないのは、借金が無いこと。
住居に関しては、持ち家でローン支払い済みであり、車も駐車場費が高く、数年前に売却しており、ローンや借金はありません。
家賃も払う必要はなく、積み立て修繕費だけなので、固定費は、ぐっと落ちてます。
これからは、国民年金や、健康保険料が給与から引き落としでは無くなり、追加でかかりますが、家賃や家のローンは月10万円以上はかかるのでこの部分が削れているのは大きいです。
教育費は、大学費用等、1千万円ぐらいを見込んでいます。
次に収入低減リスクが少ないのは、先日、「早期リタイア実現するにあたってのお金の問題」でも書きましたが、収入が、投資のキャピタルゲイン(値上がり益)や金融資産だけでなく、個人年金や公的年金をあてにできることです。
当時はあまり考えず、入社時すぐに、会社事務所に来ていた保険の外交員にすすめられるまま入った個人年金が、4%弱の利率でお宝保険となっているのも大きいです。
個人年金を60歳から10年受給できるので、公的年金受給開始は65歳から70歳に繰り下げし、受給額を1.4倍にしたいと考えています。公的年金はこれから、約10年は、国民年金のみの積み立てになりますが、少しでも増やしておこうと思います。
また、現時点で、株の配当も年間220万円強となっていますので、月20万円弱程度ですが、収入の足しになります。
シミュレーションすると、株の配当が将来永遠に年間0円かつ、株投資の株価が1/4になると早期リタイア失敗となりますが、それでも、60歳を超えると、個人年金や、公的年金が入りますので、毎月旅行等贅沢はあきらめるにしても、生活レベルを落とすことなく生きていけることが確信できたため早期リタイアに踏み切れました。