定年前にセミリタイアでなく完全リタイアを行うにあたり、大きく3つの壁があると思います。
●第1に、お金に困らないか。
そもそも毎月の給与が無くなっても、日々の生活が長期的にみて成り立つか。
私の場合は、サラリーマンを長年していたので、厚生年金はそれなりに積みあがっているので、具体的には、年金受給までお金が持つか。かつ、早期リタイアにより年金積み立て分(厚生年金分)が減るので、その減収分は補えるか。
●第2に妻が承諾するか。
これが一番大きな壁のような気がします。
一般的に考えて賛成・大賛成とはいかないと思います。
働き続ければ、辞めるよりお金は増えるのは確実なので、お金の問題が大きいと思います。特に私は、子どもの教育費もまだ終わっていない状態でしたし。
●第3に世間体。近所の人・親にどのように言うか。
こちらはさほど大きな壁ではないですが、近所に対する世間体で、「平日昼間に家にいる→働いてない?」
があります。あえてリタイアとは言うつもりはありません。というのも、「早期リタイア≒金融資産余裕あり。」と思われるのもメリットが無いためです。
ただ、「平日昼間に家にいる」という違和感は、新型コロナウィルス発生のこの2年半で無くなったと思います。
新型コロナウィルス発生の期間に日本企業の働き方が一転し、在宅勤務かつフレックスタイム制導入の企業が増えました。コロナが落ち着いたら、出社にシフトしていくでしょうが、すべての会社が在宅勤務を無くすということは無いと思います。
友人の会社も今年中に事務所の固定席が、自由席になり(いわゆるフリーアドレスですね。)席数は半分と、コロナ終息後も在宅勤務は継続になるそうです。
ですので、今も、在宅勤務及び、勤務時間が自由と近所に言っておりますが、これが今後も継続と言っておけば、昼間出歩いていても、気にはされないと思います。(ほとんど会うことは無いですが。)
最後に、親の説得も気になりましたが、経済的にもお互い別財布ですし、援助してもらうこともないので、あえてこちらか言わないでも良いかなと思っています。在宅勤務が継続していると言っておくつもりですし、今もそうしてます。
FIREが当たり前になれば全く気にすることも無いですが。
第1、第2の壁の実情は、後日掲載します。