過去10年間の株投資の損益状況(2024.7版)

2019年~現在(2024.7末)までの損益グラフ(各月末)です。

●2019年
評価益のあったチャームケアを全株売却し、評価損のネクシーズGの損出しを行い買い直しを行ってます。他の銘柄もほぼ売却して、保有株の8割を現金化しその後、購入時期を伺いました。(この時点から現在でも保有している銘柄は、日本ケア、モーニングスター(SBIグローバルアセットマネジメント)、ネクシィーズGぐらいです。)
2019年末の損益は+174万円となりました。

●2020年
コロナショックで日経平均株価は3月19日に16552円の安値をつけました。前年に株資産はほぼ現金化しており、ちょっと早い3月9日に約3000万円分株購入しました。3月9日の日経平均株価は19698円でしたので、もう1週間遅く購入すればと後悔はしておりますが、結果的にこの時期に大量に購入したことが現在の大きな利益につながっています。

何故3月9日に購入したかというと、2月中旬の日経平均株価は、23000円台で、そこから大きく下落しており、騰落レシオも50%台(70%以下は底値ゾーンといわれるのが一般的)で、信用買い評価損益もマイナス20%以下でしたので、売られすぎの指標でした。実際はここから更に下落します。

全資産分購入しておけば利益ももっと出ていましたが、3月9日購入後は3月19日まで、日経平均株価は下落しており、保有資産全額を投資していたら、大きな評価損で耐えられなくてその後利益の出る銘柄を売却していた可能性もあり、結果的にはこのぐらいで良かったと思ってます。(上のグラフでは評価損益ー73万円となっていますが、これは、2020年3月末の評価損益です。3月末は日経平均株価も18917円と持ち直してきているので、評価損も持ち直してますが、3月19日頃は保有資産も暴落していました。)

その後は、各国の中央銀行が大規模な金融緩和を実施したことや、日銀による日本株の大規模ETF買入により2020年末には日経平均株価は27000円台まで上昇し、保有資産も大きく増えました。

保有銘柄の売買状況としては、評価益はあるが配当の無い医学生物を売却し、その売却益と他の保有銘柄の配当金との損益通算を±0にするため、評価損のあったネクシィーズGや7&iHD(3382)を年末に一度売却し買い戻しを行っています。またオリンピック延期で利益発生が遅れると考えた大日印刷も12月に売却しています。

2020年末の損益は+1295万円となりました。

●2021年
高配当銘柄にシフトするため、以下購入、売却
武田薬品工業(4月に購入)
日本電信電話(12月に購入)
タカラレーベン・インフラ投資法人(12月に購入)

売却
日本マクドナルドホールディングス(8月に売却)

尚、配当等利益分と相殺するために、評価損であったネクシィーズG等を一度売却し買い戻しを行って損出しを行っています。

2021年末の損益は+1800万円となりました。

●2022年
高配当銘柄にシフトするため、以下購入、売却
日本製鉄(4月に購入)
三菱UFJフィナンシャル・グループ(8月に購入)
三井住友トラスト・ホールディングス(8月に購入)
三井住友フィナンシャル・グループ(8月に購入)
住友林業(10月に購入)
佐藤商事(12月に購入)
イノテック(12月に購入)
日本電計(12月に購入)

売却
東洋建設(4月に売却)
タカラレーベン・インフラ投資法人(TOBのため10月に売却)
日東紡績(12月に売却)
コムシスHD(12月に売却)
エクシオグループ(12月に売却)

尚、東洋建設やタカラレーベン・インフラ投資法人の売却益や配当利益分と相殺するために、評価損であったネクシィーズGや合同製鐵等を一度売却し買い戻しを行って損出しを行っています。

2022年末の損益は+1916万円となりました。

●2023年
以下購入
伯東(1月に購入)
日本マクドナルドホールディングス(12月に購入)

以下売却
CYBERDYNE

2023年12月末の損益は+3818万円となりました。

高配当銘柄を多数保有しているおかげで、各年で評価損がマイナスの銘柄の損出しを行うことができて、今の損益につながっています。今年は、CYBERDYNEの損出し売却を実施しました。2023年12月末現在保有銘柄でマイナスなのはありません。そのため、今年は、配当利益分の全額損出しはしませんでした。

●2024年
商船三井(4月に300株分NISA枠で購入)
キヤノン(5月に100株分NISA枠で購入)
日本曹達(5月に100株分NISA枠で購入)
三井不動産(6月に100株分購入)

2024年7月末の損益は+5171万円となりました。

今年の配当は283万円(2024.8月時点予測)です。

★2013年~2018年の記録は以下となります。通算損益はプラスとなっています。

●2013年
税金が翌年から20%に変更になるため、利益が出ているものは一度売却しました。
利益に貢献したのは、NEC、東芝、アンリツ、オークマ、日野自動車でした。

 

 

 

 

 

 

●2014年
利益に貢献したのは、日精工、ダイキン、FPGでした。
翌年に損を持ち越さないため、大損していたコロプラを12月に一度売却し、再度購入を行い利益と損益を相殺してます。全ての相殺はしていません。

●2015年
利益に貢献したのは、不二越、日清食HDでした。
この年も大損したコロプラを全て売却しその年の損益を相殺しています。全ての相殺はしていません。

●2016年
利益に貢献したのは、カカクコム、キーコーヒー、新明和工、伊藤忠、サンフロンティでした。
この年も新たにコロプラを購入して失敗し、大損で売却してます。オープンハウス、コーセーも損売却です。
全ての相殺はしていません。

 

●2017年
KHネオケム、サイバーエージェント、シークス、夢真HDの売却益になります。

 

●2018年
評価損の三井E&S、昭和シェル、MRO、ビーグリー、三相電機、ホシデン、Vコマース、トリニティ工業、アルゴグラフ、三機サービスを売却し、評価益があったチャームケアの一部とソラストを売却してます。全ての相殺はしていません。

 

●2019年
ほぼ全銘柄売却し、評価損銘柄が無いため、全額の損益相殺もしていません。

●2020年、2021年、2022年
先の損益グラフでも記載したようにこの3年間は、売却益・配当益 と売却損をプラスマイナス0と同額で相殺しています。そのため、各年翌年初めに特定口座配当受入還付額を数十万円受け取っています。

 

●まとめ

10年間で大損したのは、コロプラ、ネクシーズGです。それ以外は、小さな損はありますが、おおむね利益を出せています。一方早く売却してしまって後悔しているのは、オープンハウスです。少し待てば、そのあとすぐプラスに転換し約7,8倍まで上昇します。

結果的には、アベノミクス、コロナショックにうまく乗れたのと、高配当銘柄にシフトした結果、配当益分を損益通算で評価損の銘柄を売却・買い戻しで平均取得単価を下げ、評価損銘柄を少なくすることで、狼狽売りがなくなりました。結果、上記記載しているように合同製鐵は、2022年6月は評価損でしたが、売却・買い戻しで保有継続した結果、現在約3倍の株価となっています。

また、2024年は、日経平均株価も最高値を更新し大きく上昇しましたが、保有資産も上昇し、購入価格の約2倍となっております。

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