パチンコ・パチスロと株式投資

私は昔パチンコやパチスロをやっていました。
投資はギャンブルではないですが、似ている部分があります。株式投資はどの銘柄を購入するかが重要ですし、パチンコはどの台に座るかが重要になります。要するに自分なりにルール化した方法で銘柄や台を選定しますがそれが勝ち負けに大きく影響します。

台を選ぶ時は、当り数や回転数に加えて釘の良し悪しぐらいしか指標がないため、運の要素が大きくなります。それに比べ株式投資は株価チャートに加え四季報やIR情報など多数の指標があるため運の要素はパチンコに比べ相対的に小さくなります。

この運の要素を少なくすることにより勝つ確率が高くなると思いますので、株式投資で勝つためには、情報をどれだけ入手できるかとそれをうまく分析できるかが重要になります。

情報を自ら取らずチャートだけ見て購入してしまうと株価が下がりあわてて売却し結果負けてしまうといったことが起きます。それ以外の指標材料を集めたり分析ができれば株価が下がったとしてもあわてて売らず、その後株価があがることも多々あります。

また、個人投資家は機関投資家に比べ情報入手量は限られますので、真っ向勝負は厳しいかもしれません。ですので短期勝負はやめて長期勝負にしたりするのが勝率が上がると思います。

これまでが、銘柄や席の選定の話でしたが、結局いくら途中で勝っていても最後に負けていたら意味がありません。パチンコであれば勝っている間に止める。株式投資であれば売却時利益を出すことが重要ですので続いては止め時の話になります。

パチンコは出玉をチャートで考えると確率は一定ですので長い目で見ればプラスマイナス0に収束します。

ですので回転数と比較し当り数が多ければその状態はプラスですが、その後は0に近づきますのでその後の当りが少なくなりますから止めた方が勝つ確率が高くなります。

パチスロは少し難しくなりお店側に手動設定により収束率が変わります。具体的には設定が1~6まであり設定3、4ぐらいが100%ですので100枚コインを入れたら100枚戻るという確率になり設定6がざっくりいうと約110%、設定1が約90%となっています。客は設定内容はわかりませんので、当りが少ない台が今後プラスに上がると思っても実は設定が悪ければ更に下がることもあります。

ただひとつ言えるのはプラスだろうとマイナスだろうと乖離率が極端に大きいのはやはり収束しますので結果設定6でも極端に当りが連続で出た後はコイン手持ちが下がる傾向になります。

その後更に当りが出る場合はありますがそれは運の要素が大きいと思いますのでやはり一定の乖離が出た場合は止める方が勝つ確率があがります。

一方、株式投資に置き換えた場合は、移動平均線に対して一時的に乖離率が大きい場合は収束するでしょうが、だから売却という簡単なことではありません。

パチンコ·パチスロは収束率がある程度一定でその要素しかないですから判断材料がなく乖離率のみを見ればよいですが、株式投資はプラスに乖離しても更に上がる場合がざらにあります

それはその銘柄の売り上げが今以上に伸びると想定されれば今の株価は上に訂正されますので売却を待った方が更に儲けることができます。

現時点のPERではなく想定PERなどの指標を自分なりに複数持ち売却判断をする必要がありますので簡単ではなく経験と勉強がとても大切になります。

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