私は11年前に自動車を手放しました。
当時は首都圏在住で、
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駐車場代:月2万円
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乗るのは土日のどちらか1日程度
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車は10年落ち
という状況でした。
最終的にその車は2万円程度で引き取ってもらい、完全に車なし生活へ移行しました。
結果から言います。
この判断は、アーリーリタイア(早期退職)を実現するうえで非常に大きかった
と、今でも確信しています。
なお、私がどのような流れで早期リタイアを実現したのかは、
▶︎ FIRE実現(早期退職)への完全ガイド|40代サラリーマンが成功した私の方法
に全体像をまとめています。
アーリーリタイアの近道は「固定費を削る」こと
私はアーリーリタイアを実現しましたが、
その最大の要因は収入を増やすことではなく、無駄な固定支出を徹底的に減らしたことです。
実際、FIREを考える上で立ちはだかる
「お金の壁」については、
▶︎ 定年前に会社を辞める前に知っておきたい完全リタイアの3つの壁
でも詳しく書いています。
住宅の次に大きな買い物は、多くの人にとって自動車でしょう。
しかし自動車は、
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ほぼ使わない
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乗っていない時間の方が圧倒的に長い
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それでも毎月お金が出ていく
という、費用対効果が極めて低い支出です。
※もちろん
「車=趣味」「車=ステータス」「車=楽しみ」
という価値観を否定するものではありません。
あくまで移動手段として見た場合の話です。
車を持ち続けた場合の維持費をシミュレーションしてみる
もし私が車を手放さず、持ち続けていたらどうなっていたか。
実際に10年分のコストを試算しました。
自動車維持費(10年間)
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車体費用(中古):100万円
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駐車場代(2万円×12カ月×10年):240万円
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自賠責保険(2.5万円×5回):12.5万円
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重量税(2.5万円×5回):12.5万円
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任意保険(4万円×10年):40万円
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車検費用(1万円×5回):5万円
合計:410万円
👉 10年間で410万円
生涯で見ると「車=約2000万円の支出」
仮に、
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車を8年に1回買い替え
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年間コスト:約44万円
とすると、
25歳〜70歳まで(45年間)
44万円 × 45年 = 約1980万円
ここにさらに、
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ガソリン代
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タイヤ交換
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オイル交換
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バッテリー交換
などを加えると、
中古車でも2000万円超。
新車を短いスパンで買い替えれば、
3000万円近くになる可能性も十分あります。
支出を減らすことが、FIREを一気に近づける
繰り返しになりますが、
**早期リタイアを実現する最大のポイントは「支出の最小化」**です。
この考え方は、
▶︎ 早期リタイア(FIRE)に必要なお金の考え方|収入と支出を分解すれば見えてくる現実
でも詳しく解説しています。
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毎年44万円
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何もしなくても消えていくお金
これを止められるインパクトは、非常に大きいです。
私がお金の面でリタイアに踏み切れた理由については、
▶︎ 【実体験】早期リタイアを決断できた3つの理由|固定費ゼロ×年金×配当収入の現実
で詳しく書いていますが、
その中でも自動車維持費がゼロだった影響は非常に大きいと感じています。
車は「持たずに使う」という選択肢
では、私は今まったく車を使っていないのか?
答えは NO です。
現在は**カーシェア(タイムズカー)**を利用しています。
タイムズカーの利用状況
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月1〜2回程度
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利用費用:880円〜1万円
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利用しない月もあり(※月額880円のみ)
首都圏であれば徒歩圏内にステーションがあり、
利便性は十分です。
カーシェアが圧倒的に楽な理由
カーシェアは、従来のレンタカーと比べて圧倒的に楽です。
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書類記入なし
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ガソリン満タン返却不要
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返却待ちなし
さらに、
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利用1分前までネット予約OK
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専用カードをかざすだけで解錠
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時間変更・キャンセルも直前まで可能
家で準備が遅れても、
スマホからリアルタイムで変更できるのは本当に便利です。
まとめ|車を持たないだけで人生は軽くなる
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自動車は生涯で2000万円以上の固定支出になりうる
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使用頻度が低い人ほど費用対効果は最悪
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「持つ」から「必要な時だけ使う」へ変えるだけでOK
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浮いたお金と精神的余裕は、確実に人生を楽にする
車を持たない選択は、
お金・時間・自由を同時に手に入れる手段です。
アーリーリタイアや老後の安心を考えるなら、
一度 「本当に車が必要か?」 を冷静に見直してみる価値は十分あります。
また、
「本当にこの資産状況で辞めて大丈夫か?」と不安な方は、
▶︎ 【FIREシミュレーター】早期退職しても一生お金に困らないか?を自動計算
で一度数字で確認してみるのもおすすめです。
