【早期リタイア実現】車なんかいらない - 維持費を考える –

私は、11年前に自動車を手放しました。

首都圏に住んでいるのもあり駐車場代月2万円で、乗っても土日の片方のみ、ということもあり10年落ちの車でしたが2万円程度で引き取ってもらいました。

私は、アーリーリタイアを実現しましたが、これには、無駄な固定支出を抑えることが近道となります。

家の次に大きな買い物が自動車になると思いますが、そのコストの割には、ほぼ利用せず、駐車場に置いたままととなり自動車は、費用対効果がとても低いです。(自動車を移動手段と考えず、腕時計のようにステータスや、趣味のひとつというのであればその限りではありません。)

「早期リタイアを行うにあたり3つの壁」でも記載しましたが、アーリーリタイア実現には、お金面の壁が大きな要素になります。私が、お金面でリタイアに踏み切れたのは、自動車維持費がなかった部分も大きいです。

具体的に、自動車の維持費をシミュレーションしてみます。

もし持ち続けていたら、駐車場代に加え、自動車税や買い替え(中古で百万円)等々で10年間で410万円 となりました。

            内容  コスト
車体費用    100万円
駐車場代 2万円×12カ月×10年    240万円
自賠責保険料 2.5万円(2年)×5回    12.5万円
重量税 2.5万円(2年)×5回    12.5万円
任意保険 4万円×10年      40万円
車検費用 1万円×5回   5万円
            合計  410万円

買い替えを8年に一回とすると1年あたりは、352÷8で44万円/年となります。

25歳から70歳まで自家用車を維持したとしたら、44万円×45年=1980万円となります。

実際はこれにタイヤ交換やオイル交換、バッテリー交換やガソリン代等々コストがプラスされますので中古でしのいだとしても約2000万円が維持費となりますし、新車購入をさらに短い期間で行えば、3000万円ぐらいにもなるのではないでしょうか。

繰り返しになりますが、「早期リタイア実現するにあたってのお金の問題」でも書いたように、支出をミニマムにすることが、アーリーリタイアを可能としますので、この支出金額はとても大きいと思います。

では、車を全く利用していないのかといったらそうではなく、カーシェアリングのタイムズカーを利用しいます。

コストは月1、2回程度利用して費用(880円~1万円)を支払っているのみです。(利用しない月もありますが、880円は払う必要はあります。)

タイムズカーは首都圏であれば徒歩圏内にあり利便性もあり維持費も必要ありません。

また、普通のレンタカーだと書類を書いたり、返却時ガソリン満タンにしたり、返却待ちなど時間がかかりますがそういう時間が省かれます。

インターネットから利用1分前に予約できて、専用カードで車をロック解除し(会員カードをカードリーダ部分にかざす)、すぐ利用でき、時間変更・キャンセルも1分前にできますので、家でもたついた場合は、スマートフォン等によりリアルタイムに変更できます。

このように、自動車を保有しなくても、自動車が必要な時に、必要な分だけ利用することができるので、自動車保有は無駄にお金を捨てているように感じます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください